tanh, tanhf, tanhl
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ヘッダ <math.h> で定義 | ||
float tanhf(float arg ); | (1) | (C99以上) |
double tanh(double arg ); | (2) | |
longdouble tanhl(longdouble arg ); | (3) | (C99以上) |
ヘッダ <tgmath.h> で定義 | ||
#define tanh( arg ) | (4) | (C99以上) |
1-3)
arg の双曲線正弦を計算します。4) 型総称マクロ。 引数が longdouble 型の場合は
tanhl が呼ばれます。 そうでなく、引数が整数型または double 型の場合は tanh が呼ばれます。 そうでなければ tanhf が呼ばれます。 引数が複素数の場合、マクロは対応する複素数の関数 (ctanhf, ctanh, ctanhl) を呼びます。目次 |
[編集]引数
| arg | - | 双曲角を表す浮動小数点値 |
[編集]戻り値
エラーが発生しなければ、arg の双曲線正接 (tanh(arg) または | earg -e-arg |
| earg +e-arg |
アンダーフローによる値域エラーが発生した場合、 (丸めた後の) 正しい結果が返されます。
[編集]エラー処理
math_errhandling で規定されている通りにエラーが報告されます。
処理系が IEEE 浮動小数点算術 (IEC 60559) をサポートしている場合、
- 引数が ±0 であれば、 ±0 が返されます。
- 引数が ±∞ であれば、 ±1 が返されます。
- 引数が NaN であれば、 NaN が返されます。
[編集]ノート
POSIX は、アンダーフローの場合、 arg が変更されずに返され、それがサポートされない場合、 DBL_MIN、 FLT_MIN、 LDBL_MIN より大きくない処理系定義の値が返されると規定しています。
[編集]例
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出力:
tanh(1) = 0.761594 tanh(-1) = -0.761594 tanh(0.1)*sinh(0.2)-cosh(0.2) = -1.000000 tanh(+0) = 0.000000 tanh(-0) = -0.000000
[編集]参考文献
- C11 standard (ISO/IEC 9899:2011):
- 7.12.5.6 The tanh functions (p: 242)
- 7.25 Type-generic math <tgmath.h> (p: 373-375)
- F.10.2.6 The tanh functions (p: 520)
- C99 standard (ISO/IEC 9899:1999):
- 7.12.5.6 The tanh functions (p: 222-223)
- 7.22 Type-generic math <tgmath.h> (p: 335-337)
- F.9.2.6 The tanh functions (p: 457)
- C89/C90 standard (ISO/IEC 9899:1990):
- 4.5.3.3 The tanh function
[編集]関連項目
(C99)(C99) | 双曲線正弦 (sinh(x)) を計算します (関数) |
(C99)(C99) | 双曲線余弦 (cosh(x)) を計算します (関数) |
(C99)(C99)(C99) | 逆双曲線正接 (artanh(x)) を計算します (関数) |
(C99)(C99)(C99) | 複素数双曲線正接を計算します (関数) |
tanh の C++リファレンス | |
