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std::feof

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ヘッダ <cstdio> で定義
int feof(std::FILE* stream );

指定されたファイルストリームの終端に達したかどうか調べます。

目次

[編集]引数

stream - 調べるファイルストリーム

[編集]戻り値

ストリームの終端に達した場合は非ゼロの値、そうでなければ 0

[編集]ノート

この関数は最も最近の入出力操作によって報告されたストリームの状態を報告するだけです。 紐付けられているデータソースは調べられません。 例えば、最も最近の入出力が std::fgetc であって、それがファイルの最後のバイトを返した場合、 std::feof はゼロを返します。 次の std::fgetc は失敗し、ストリームの状態をファイル終端に変更します。 その後にのみ、 std::feof は非ゼロを返します。

一般的な使用方法では、何らかのエラーが発生した場合に入力ストリームの処理を停止します。 feof および std::ferror は、そのとき、異なるエラー状況を区別するために使用することができます。

[編集]

#include <stdio.h>#include <stdlib.h>   int main(void){ FILE* fp = fopen("test.txt", "r");if(!fp){ perror("File opening failed");returnEXIT_FAILURE;}   int c;// note: int, not char, required to handle EOFwhile((c = fgetc(fp))!=EOF){// standard C I/O file reading loop putchar(c);}   if(ferror(fp)) puts("I/O error when reading");elseif(feof(fp)) puts("End of file reached successfully");   fclose(fp);}


[編集]関連項目

ファイル終端に達したかどうか調べます
(std::basic_ios<CharT,Traits>のパブリックメンバ関数)[edit]
エラーをクリアします
(関数)[edit]
現在のエラーに対応する文字列を stderr に出力します
(関数)[edit]
ファイルのエラーを調べます
(関数)[edit]
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