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std::shared_timed_mutex::lock_shared

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void lock_shared();
(C++14以上)

ミューテックスの共有所有権を取得します。 別のスレッドがミューテックスの排他所有権を保持している場合、 lock_shared の呼び出しは共有所有権を取得できるまで実行をブロックします。

いずれかのモード (排他または共有) でその mutex をすでに所有しているスレッドによって lock_shared が呼ばれた場合、動作は未定義です。

処理系定義の最大数の共有所有者がそのミューテックスをすでに共有モードでロックしている場合、 lock_shared は共有所有者の数が減少するまで実行をブロックします。 所有者の最大数は少なくとも10000はあることが保証されています。

同じミューテックスに対する以前の unlock() 操作は、この操作に対して同期します (std::memory_order を参照してください)。

目次

[編集]引数

(なし)

[編集]戻り値

(なし)

[編集]例外

エラーが発生した場合は std::system_error が投げられます。 ベースとなる OS の仕様によって lock が妨げられたことによるエラーもこれに含まれます。 何らかの例外が投げられた場合、ミューテックスはロックされません。

[編集]ノート

通常、 lock_shared() は直接呼ばれません。 共有ロックを管理するために std::shared_lock が使用されます。

[編集]

[編集]関連項目

ミューテックスをロックします。 利用可能でない場合はブロックします
(パブリックメンバ関数)[edit]
共有所有権のためにミューテックスのロックを試みます。 利用可能でない場合はリターンします
(パブリックメンバ関数)[edit]
ミューテックスの共有所有権のロックを解除します
(パブリックメンバ関数)[edit]
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