std::shared_future<T>::get
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< cpp | thread | shared future
const T& get()const; | (1) | (汎用 shared_future テンプレートのみのメンバ)(C++11以上) |
T& get()const; | (2) | (shared_future<T&> テンプレート特殊化のみのメンバ)(C++11以上) |
void get()const; | (3) | (shared_future<void> テンプレート特殊化のみのメンバ)(C++11以上) |
get
関数は shared_future
が有効な結果を持つまで待機し、(どのテンプレートが使用されたかによって) それを取得します。 結果の待機のために実質的に wait() を呼びます。
汎用テンプレートと2つのテンプレート特殊化はそれぞれ get
のいずれかのバージョンを持ちます。 3つのバージョンの get
は戻り値の型が異なるだけです。
この関数を呼ぶ前に valid() が false であった場合、動作は未定義です。
目次 |
[編集]引数
(なし)
[編集]戻り値
1) 共有状態に格納されている値を指す const 参照。 共有状態が破棄された後は、この参照を通した値へのアクセスは未定義です。
2) 共有状態に値として格納されている参照。
3) なし。
[編集]例外
フューチャーが参照している共有状態に例外が格納されていた場合 (例えば std::promise::set_exception() の呼び出しを通して)、その例外が投げられます。
[編集]ノート
処理系は呼び出し前に valid() が false であったときにそれを検出し、エラーコンディション std::future_errc::no_state を持つ std::future_error を投げることが推奨されます。
[編集]例
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[編集]関連項目
フューチャーが共有状態を持っているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) |