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std::formatted_size

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formatted_size
(C++20)
(C++20)
(C++20)
フォーマッタ
(C++20)
書式化引数
書式化エラー
 
ヘッダ <format> で定義
template<class... Args>
std::size_t formatted_size(std::string_view fmt, const Args&... args);
(1) (C++20以上)
template<class... Args>
std::size_t formatted_size(std::wstring_view fmt, const Args&... args);
(2) (C++20以上)
template<class... Args>
std::size_t formatted_size(conststd::locale& loc, std::string_view fmt, const Args&... args);
(3) (C++20以上)
template<class... Args>
std::size_t formatted_size(conststd::locale& loc, std::wstring_view fmt, const Args&... args);
(4) (C++20以上)

書式文字列 fmt に従って args を書式化した結果の文字列の合計文字数を調べます。 存在する場合は、ロケール固有の書式化のために loc が使用されます。

std::formatter<Ti, CharT>Args 内の任意の Ti について Formatter の要件を満たさない場合、動作は未定義です。

目次

[編集]引数

fmt - 書式文字列を表す文字列ビュー。

書式文字列は以下から構成されます。

  • 普通の文字 ({ および } を除きます)。 そのまま出力にコピーされます。
  • エスケープシーケンス {{ および }}。 出力中ではそれぞれ { および } に置き換えられます。
  • 置換フィールド。

置換フィールドは以下の形式を持ちます。

  • 最初の { 文字。
  • (オプション)arg-id。 非負の数値。
  • (オプション) コロン (:) とそれに続く書式指定。
  • 最後の } 文字。

arg-id は書式化に使用する値を持つ args 内の引数のインデックスを指定します。 arg-id が省略された場合は、順番に引数が使用されます。 書式文字列中の arg-id は、すべて存在するか、すべて省略するかでなければなりません。 手動インデックスと自動インデックスの混合はエラーです。

書式指定は対応する引数のための std::formatter の特殊化によって定義されます。

  • 基本型および標準の文字列型の場合、書式指定は標準の書式指定の通りに解釈されます。
  • chrono 型の場合、書式指定は chrono の書式指定の通りに解釈されます。
  • その他の書式化可能な型の場合、書式指定はユーザ定義の formatter の特殊化によって決定されます。


args... - 書式化する引数。
loc - ロケール固有の書式化のために使用される std::locale

[編集]戻り値

書式化した文字列の合計文字数。

[編集]例外

fmt が有効な書式文字列でない場合、 std::format_error を投げます。 いずれかのフォーマッタによって投げられた例外も伝播されます。

[編集]

[編集]関連項目

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