std::filesystem::directory_entry::refresh
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< cpp | filesystem | directory entry
void refresh(); void refresh(std::error_code& ec )noexcept; | (C++17以上) | |
このディレクトリエントリによって参照されているファイルシステムオブジェクトを調べ、その属性を status()、 exists()、 is_regular_file() や他の状態アクセサのために格納します。
エラーが発生した場合、キャッシュされているあらゆる属性の値は未規定です。
目次 |
[編集]引数
ec | - | 例外を投げないオーバーロードでエラーを報告するための出力引数 |
[編集]戻り値
(なし)
[編集]例外
std::error_code& 引数を取らないオーバーロードは、ベースとなる OS の API でエラーが発生した場合、第1パス引数に p
、エラーコード引数に OS のエラーコードを指定して構築された filesystem_error を投げます。 std::error_code& 引数を取るオーバーロードは、 OS の API 呼び出しが失敗した場合、その引数を OS の API のエラーコードに設定し、エラーが発生しない場合は ec.clear() を実行します。 noexcept
指定のないあらゆるオーバーロードは、メモリ確保に失敗した場合 std::bad_alloc を投げる可能性があります。
[編集]ノート
ディレクトリトラバーサルのための多くの低水準な OS の API は、次のディレクトリエントリと一緒にそのファイルの属性も取得します。 directory_iterator
のコンストラクタおよび非 const メンバ関数は、 directory_entry::refresh を呼ばすに、指す先の directory_entry にこれらの属性 (もしあれば) を格納します。 これにより、追加のシステムコールを発行することなく、反復中のディレクトリエントリの属性を調べられます。
[編集]例
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[編集]関連項目
ディレクトリエントリが参照しているファイルのステータス ディレクトリエントリが参照しているファイルのシンボリックリンクステータス (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが参照しているファイルシステムオブジェクトが存在しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリがブロックデバイスを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリがキャラクタデバイスを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリがディレクトリを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが名前付きパイプを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリがその他のファイルを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが普通のファイルを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが名前付き IPC ソケットを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリがシンボリックリンクを参照しているかどうか調べます (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが参照しているファイルのサイズを返します (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが参照しているファイルを参照しているハードリンクの数を返します (パブリックメンバ関数) | |
ディレクトリエントリが参照しているファイルの最終更新時刻を取得または設定します (パブリックメンバ関数) |