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JavaScript/String/prototype/trimEnd

出典: フリー教科書『ウィキブックス(Wikibooks)』

String.prototype.trimEnd() は、文字列の末尾から空白文字を削除するメソッドです。このメソッドは、元の文字列を変更せずに、末尾の空白が削除された新しい文字列を返します[1]

構文

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str.trimEnd()
  • str: 末尾の空白を削除する対象の文字列。

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文字列の末尾から空白を削除するプログラム

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以下のプログラムは、trimEnd() を使用して文字列の末尾から空白を削除します。

conststr=" Hello World ";console.log(str.trimEnd());// " Hello World"console.log(str);// " Hello World " (元の文字列は変更されない)

このプログラムでは、trimEnd() を使用して str 文字列の末尾から空白を削除しています。メソッドは末尾の空白を削除した新しい文字列 " Hello World" を返しますが、先頭の空白は残ります。元の文字列 str は変更されません。

trimRight() との互換性

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以下のプログラムは、trimEnd()trimRight() の互換性を示します。

conststr=" Hello World ";console.log(str.trimEnd()===str.trimRight());// true

このプログラムでは、trimEnd()trimRight() の結果を比較しています。trimRight()trimEnd() のエイリアスであり、同じ結果を返します。

注意点

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  • 非破壊的: trimEnd() メソッドは元の文字列を変更せず、新しい文字列を返します。
  • 空白文字: このメソッドは、スペース、タブ、改行、キャリッジリターン、フォームフィード、その他の Unicode 空白文字を削除します。
  • 非文字列: このメソッドを非文字列に対して呼び出すと、その値は最初に文字列に変換されます。
  • エイリアス: trimRight()trimEnd() のエイリアスです。
  • 関連メソッド: trim() は両端の空白を削除し、trimStart() は先頭の空白のみを削除します。

脚註

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  1. ^これは、文字列の末尾の空白のみを削除するために使用されます。

外部リンク

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