JavaScript/String/prototype/trimEnd
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String.prototype.trimEnd()
は、文字列の末尾から空白文字を削除するメソッドです。このメソッドは、元の文字列を変更せずに、末尾の空白が削除された新しい文字列を返します[1]。
構文
[編集]str.trimEnd()
str
: 末尾の空白を削除する対象の文字列。
例
[編集]文字列の末尾から空白を削除するプログラム
[編集]以下のプログラムは、trimEnd()
を使用して文字列の末尾から空白を削除します。
conststr=" Hello World ";console.log(str.trimEnd());// " Hello World"console.log(str);// " Hello World " (元の文字列は変更されない)
このプログラムでは、trimEnd()
を使用して str
文字列の末尾から空白を削除しています。メソッドは末尾の空白を削除した新しい文字列 " Hello World"
を返しますが、先頭の空白は残ります。元の文字列 str
は変更されません。
trimRight() との互換性
[編集]以下のプログラムは、trimEnd()
と trimRight()
の互換性を示します。
conststr=" Hello World ";console.log(str.trimEnd()===str.trimRight());// true
このプログラムでは、trimEnd()
と trimRight()
の結果を比較しています。trimRight()
は trimEnd()
のエイリアスであり、同じ結果を返します。
注意点
[編集]- 非破壊的:
trimEnd()
メソッドは元の文字列を変更せず、新しい文字列を返します。 - 空白文字: このメソッドは、スペース、タブ、改行、キャリッジリターン、フォームフィード、その他の Unicode 空白文字を削除します。
- 非文字列: このメソッドを非文字列に対して呼び出すと、その値は最初に文字列に変換されます。
- エイリアス:
trimRight()
はtrimEnd()
のエイリアスです。 - 関連メソッド:
trim()
は両端の空白を削除し、trimStart()
は先頭の空白のみを削除します。
脚註
[編集]- ^これは、文字列の末尾の空白のみを削除するために使用されます。