JavaScript/Math/exp

cosh

JavaScript
exp

expm1

Math.exp(x) は、 $e^{x}$ を返します。ここで、e は自然対数の底（約2.718）です。この関数は、指数関数を計算するために使用されます^[1]。

引数 x が NaN の場合、NaN を返します。
引数 x が +0 の場合、1 を返します。
引数 x が -0 の場合、1 を返します。
引数 x が Infinity の場合、Infinity を返します。
引数 x が -Infinity の場合、+0 を返します。

例

指数関数を計算するプログラム

以下のプログラムは、ユーザーが入力した値の指数関数を計算します。

constf=p=>{for(;;){a=prompt(`${p}は何ですか?`);if(!isNaN(a))returna;alert(`${p}に、入力ミスがあります。 "${a}"`);}}for(;;){constx=f("値");constexp=Math.exp(x);if(!isNaN(exp)){alert(`e^${x} は ${exp.toFixed(3)} です。`);break;}alert("入力が大きすぎます。");}

このプログラムでは、Math.exp を使用して指数関数を計算しています。ユーザーが入力した値が NaN や Infinity の場合、適切に処理されます。

指数関数のグラフを描画するプログラム

以下のプログラムは、指数関数のグラフを描画します。

constcanvas=document.createElement('canvas');document.body.appendChild(canvas);constctx=canvas.getContext('2d');canvas.width=800;canvas.height=400;constxScale=canvas.width/10;constyScale=canvas.height/100;ctx.beginPath();ctx.moveTo(0,canvas.height);for(letx=-5;x<=5;x+=0.1){consty=Math.exp(x);constcanvasX=(x+5)*xScale;constcanvasY=canvas.height-y*yScale;ctx.lineTo(canvasX,canvasY);}ctx.strokeStyle='blue';ctx.lineWidth=2;ctx.stroke();